扁桃腺がん
扁桃腺に生じやすいがんに「中咽頭がん」があります。舌の付け根にも生ずることのあるがんで、扁平上皮癌といわれています。
強いお酒やタバコが原因となることが多いようです。
初期症状は、喉の痛みや違和感、食べ物・飲み物を飲み込む際の異物感などが挙げられます。
また、扁桃腺の片方が大きく腫れあがっていることもあります。
中咽頭がんは頸部リンパ節に転移しやすく、首にしこりができることもあります。
頭頚部悪性腫瘍の中では発生頻度は低いほうです。頭頸部自体、がんの発生頻度は少なく、がん全体の数パーセントほどですが、近年は増加傾向にあります。
国内では、年間1000~2000人程度発症しています。男性の発症が多く、年齢的には50~60代に多く見られています。
長期間に渡り飲酒、喫煙を頻繁に繰り返している方は、注意する必要があるでしょう。
治療方法は、手術で腫瘍を切除したり、手術での治療が困難な場合は放射線による治療法もあります。
しかし放射線による治癒の可能性は低く、痛みを和らげたりする目的で行われることが多いようです。
手術や放射線による治療と合わせて、抗がん剤による化学療法も行われています。
扁桃腺が腫れやすい人は中咽頭がんを心配してしまいますが、がん発症による腫れなのか、一般的な扁桃腺の腫れなのか、診察してもらうことで安心できるでしょう。
